专利摘要:

公开号:WO1992007082A1
申请号:PCT/JP1991/001033
申请日:1991-08-01
公开日:1992-04-30
发明作者:Akinobu Matsuyama;Yoshinori Kobayashi
申请人:Daicel Chemical Industries, Ltd.;
IPC主号:C12P41-00
专利说明:
[0001] 明 細 光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの製法
[0002] 〔産業上の利用分野〕
[0003] 本発明は光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの製法に関する。 更に 詳しく は、 1,3—ブタ ンジオールのェナ ンチォマー混合物に特定 の微生物、 或いはその処理物を作用させ、 残存する光学活性 1,3 —ブタ ンジオールを採取することを特徴とする光学活性 1, 3—ブ タ ンジオールの製法に関する。
[0004] 光学活性 1, 3—ブタンジオールは種々の医薬品、 例えば抗生物 質等の重要合成原料である。
[0005] テネム、 力ルバぺネ厶系抗生物質の中間原料であるァゼチジノ ン誘導体の合成原料として、 又種々の医薬、 農薬の合成原料であ
[0006] 〔従来の技術〕
[0007] 従来、 光学活性 1,3—ブタ ンジオールを製造する方法としては、
[0008] (1)化学的に合成されたラセミ体の 1,3—ブタ ンジオールを光学分 割剤を用いて光学分割する方法 (特開昭 61— 191631号公報) や、
[0009] (2)光学活性化合物で処理したラネーニッケル触媒を用いて 4 一 ヒ ドロキシ一 2 —ブタノ ンから不斉合成する方法 (特開昭 58— 2041 87号公報及び Bu l l . Chem. So Jpn. , 53, 1356-1360 ( 1980) ) 等が知られている。 しかし、 (1)、 (2)とも高価な光学分割剤、 触媒 を用いねばならないこと、 (2)は光学純度が低いこと等の欠点があ る為、 経済的に優れ、 且つ、 簡便な手段で光学純度の高い光学活 性 1, 3—ブタ ンジオールを得る方法の確立が望まれている。
[0010] 他に微生物を用いた光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの製法とし て、 E P出願 8 9— 9 0 5 1 8 5及び U S出願 4 4 9 9 2 9に对 応する WO 8 9 Z 1 0 4 1 0や、 Levene and に Walti の J. Biol.
[0011] Chem. , 94(1931) P. A. p 361- 366や Carl Neuberg and Elisabeth Kub の Biochem. Z., 92(1918) P 96-110 がある。
[0012] 特開平 3— 3 1 6 8 4は、 ある種の微生物による不斉還元法に よる光学活性 1,3—ブタ ンジオールの製造方法を記載している。 〔発明の開示〕
[0013] 本発明者らは経済的に優れ、 かつ簡便な方法で、 光学純度の高 い光学活性 1,3—ブタ ンジオールを得る方法として微生物を作用 させる方法に着目しこの目的に適した微生物を検索した結果、 ク ラビスポラ (Clavispora)属、 クロ ッケラ (Kloeckera) 属、 シゾブ ラス トスポ リオン(Schizoblastosporion) 属に属する微生物群か ら選ばれた微生物が 1,3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混合 物に作用し、 (R)— 1,3 —ブタ ンジオールを残存させること、 及 びエレマスカス (Eremascus) 属、 シ ンゴスポラ (Syr i ngospora) 属、 スポロノヽ。シィデ レミ 了 (Sporopachydermia)属、 、ジコ、'ァスカス (Zygoascus) 属、 ジゴジマ(Zygozyma)属に属する微生物群から選 ばれた微生物が 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混合物に 作用し、 (S)— 1,3 —ブタ ンジオールを残存させることを見出し、 本発明を完成したものである。
[0014] 本発明に使用する微生物としては、 クラビスポラ (Clavispora) 属、 ク nッケラ (Kloeckera) 属、 シゾブラス トスポ リ オ ン
[0015] (Schizoblastosporion) 属に属する微生物群から選ばれた微生物 で、 1,3 —ブタ ンジオールのェナ ンチォマー混合物に作用し、 (R) -1,3 —ブタ ンジオールを残存させうる能力を有する微生物、 或 ヽはエレマスカス (Eremascus)属、 シ ) ンコ、、スポラ (Syr i ngospora) 属、 スポロノ、0シィデ レミ ア (Sporopachydermia)属、 ジゴ了スカス (Zygoascus) 属、 ジゴジマ(Zygozyma)属に属する微生物群から選 ばれた微生物で、 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマ一混合物 に作用し、 (S)— 1, 3 —ブタ ンジオールを残存させうる能力を有 する微生物であればいずれも使用可能である。
[0016] 具体的には 1,3—ブタ ンジオールのェナンチォマ一混合物に作 用し、 (R)— 1,3 —ブタ ンジオールを残存させうる能力を有する 微生物としては、 クラビスボラ · ルシタ二ヱ一(Clavispora lusitaniae) IF0 1019 、 ク ロ ッケラ · アフ リ カ一ナ (Kloeckera africana) IF0 0869 、 シゾブラス トスポ リ オ ン · コバヤ シ
[0017] (Schizoblastosporion kobayas i i) I F0 164 等を挙げることがで さる。
[0018] また 1, 3 —ブタ ンジオールのェナンチ才マ一混合物に作用し、 (S)-l, 3 —ブタンジオールを残存させうる能力を有する微生物 としては、 エレマスカス · フ エ リ ティ リ ス (Eremascus fertilis) IFO 0691、 シ リ ンゴスボラ · ク ラ ウセニイ (Syr i ngospora
[0019] claussenii) IF0 0759 、 スポロバシイデルミア · ラクタティボラ (Sporopachydermia lactat i vora) I F0 1867、 ジゴァスカス · ヘレ 二カス (Zygoascus el lenicus) IF0 1575、 ジゴジマ * ォ リ ゴフ ァ ガ(Zygozyma ol igophaga) IFO 10360等を挙げることできる。
[0020] これらの微生物は、 野生株、 変異株、 又は細胞融合もしくは遺 伝子操作法などの遺伝的手法により誘導される組み替え株等、 い ずれの株でも好適に用いることができる。
[0021] 尚、 I F0 審号の付された微生物は、 (財) 醱酵研究所(I F0) 発 行の L i s t o f C u l t u r es, 第 8版, 第 1巻 (1988) に記載されてお り、 該 I F0 から入手することができる。
[0022] 本発明に用いる微生物を培養する為の培地はその微生物が増殖 し得るものであれば特に制限はない。 例えば、 炭素源としては、 上記微生物が利用可能であればいずれも使用でき、 具体的には、 グルコース、 フルク トース、 シュクロース、 デキス ト リ ン等の糖 類、 ソルビ トール、 エタノール、 グリセロール等のアルコール類、 フマール酸、 クェン酸、 酢酸、 プロピオン酸等の有機酸類及びそ の塩類、 パラフィ ン等の炭化水素類等或いはこれらの混合物を使 用することができる。 窒素源としては例えば、 塩化アンモニゥ厶、 硫酸アンモニゥ厶、 リ ン酸アンモニゥ厶等の無機酸のアンモニゥ ム塩、 フマル酸アンモニゥム、 クェン酸アンモニゥム等の有機酸 のアンモニゥ厶埴、 肉エキス、 酵母エキス、 コーンスティープリ カー、 カゼィ ン加水分解物、 尿素等の無機有機舍窒素化合物、 或 いはこれらの混合物を使用することができる。 他に無機塩、 微量 金属塩、 ビタ ミ ン類等、 通常の培養に用いられる栄養源を適宜、 混合して用いることができる。 また必要に応じて微生物の増殖を 促進する因子、 本発明の目的化合物の生成能力を高める因子、 あ るいは培地の P H保持に有効な物質も添加できる。
[0023] 培養方法としては培地 P Hは 3. 0〜9. 5 、 好ましくは 4〜 8、 培 養温度は 20〜45 :、 好ましくは 25〜37でで、 嫌気的或いは好気的 に、 その微生物の生育に適した条件下 5〜120 時間、 好ましくは 12〜72時間程度培養する。 1,3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混合物から光学活性な 1, 3—ブタ ンジオールを生成させる方法としては、 培養液をその まま用い該培養液に 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混合 物を添加する方法、 遠心分離等により、 菌体を分離し、 これをそ のまま、 或いは、 洗浄した後、 緩衝液、 水等に再懸濁したものに、 1, 3 —ブタ ンジオールのェナンチォマー混合物を添加し反応させ る方法等がある。 この反応の際、 グルコース、 シュクロース等の 炭素源をエネルギー源として添加したほうが良い場合もある。 ま た、 菌体は生菌体のままでも良いし、 菌体破砕物、 ァセ ト ン処理、 凍結乾燥等の処理をほどこしたものでも良い。 また、 これらの菌 体或いは、 菌体処理物を、 例えば、 ポリアク リルアミ ドゲル法、 含硫多糖ゲル法 (カラギーナンゲル法等) 、 アルギン酸ゲル法、 寒天ゲル法等の公知の方法で固定化して用いることもできる。 更 に、 菌体処理物から、 公知の方法を組み合わせて精製取得した酵 素も使用できる。
[0024] 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混合物はそのまま、 或 いは、 水に溶解し、 又は反応に影響を与えないような有機溶媒に 溶解したり、 界面活性剤等に分散させたり して、 反応始めから一 括に或いは分割して添加しても良い。
[0025] 反応は pH 3〜; 10、 好ましく は P H 5〜 9の範囲で温度は 10〜60 t:、 好ましく は 20〜40 tの範囲で、 1〜120 時間程度、 撹拌下あるい は静置下で行う。 反応時間を長くすると 1, 3—ブタ ンジオールの 残存量は減少するが、 光学純度の高い光学活性 1, 3—ブタ ンジォ ールを得ることが可能である。 基質の使用濃度は特に制限されな いが、 0. 1 〜10%程度が好ましい。 反応によって残存生成した光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの採 取は反応液から直接或いは菌体分離後、 有機溶媒による抽出、 蒸 留、 カラムクロマ トグラフィ一等の通常の精製方法を用いれば容 易に行うことができる。
[0026] さらに本発明者らは経済的に優れ、 且つ簡便な方法で、 光学純 度の高い光学活性 1, 3—ブタンジオールを得る方法として微生物 を作用させる方法に着目し、 この目的に適した微生物を検索した 結果、 ロ ドコ ッカス(Rhodococcus) 属、 コ、、 レドナ(Gor d ona) 属、 ス ト レプトマイセス(St reptomyces)属に属する微生物群から選ば れた微生物が 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混合物に作 用し、 (R)—1, 3 —ブタンジオールを残存させること、 ロ ドコ ッ カス(Rh odococcus) 属、 ゴルドナ(Gord ona) 属に属する微生物群 から選ばれた微生物が 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマー混 合物に作用し、 (S)— 1, 3—ブタ ンジオールを残存させることを 見出し、 本発明を完成したものである。
[0027] 本発明に使用する微生物としては、 ロ ドコ ッカス(Rhodococcus ) 属、 ゴルドナ(Gordona) 属、 ス ト レプトマイセス(St reptorayce s)属に属する微生物群から選ばれた微生物で 1, 3—ブタ ン ^ォー ルのェナンチォマー混合物に作用し、 (R)— 1, 3—ブタ ンシォー ルを残存させうる能力を有する微生物、 或いはロ ドコ ッカス(Rho dococcus) 属、 ゴルドナ(Gor nna) 属に属する微生物群から選ば れた徴生物で、 1, 3—ブタ ン オールのェナンチォマー混合物に 作用し、 (S) - 1, 3—ブタンジオールを残存させうる能力を有す る微生物であればいずれも使用可能である。
[0028] 具体的には 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマ一混合物に作 用し、 (R)— 1, 3—ブタ ンジオールを残存させうる能力を有する 微生物としては、 ロ ドコ ッカス · エ リ ス口ポ リ ス (Rhodococcus erythropolis)DSM 43200, JCM 2893、 ロ ドコ ッ カス . ラルブロぺ ルチ ンクタス (Rhodococcus rubropert inctus) DSM 43346、 ロ ドコ ッ カス · 口 ドク 口 ウス (Rhodococcus rhodochrous) JCM 2157 、 口 ドコ ッカス · ェクイ (Rhodococcus equi) JCM 1311、 ゴルドナ ' ブ ロ ンチア リ ス (Gordona bronchial is) JCM 3198 、 ス ト レプ ト マイ セス · ネ ト ロブシス (Streptomyces netropsis) HUT 6068等を挙げ ることができる。 また 1, 3—ブタンジオールのェナンチォマ一混 合物に作用し、 (S) — 1, 3—ブタ ンジオールを残存させうる能力 を有する微生物としては、 ロ ドコ ッカス · ロ ドクロウス
[0029] (Rhodococcus rhodochrous) DSM 43273、 ロ ドコ ッ カス · ェ リ ス口 ポ リ ス (Rhodococcus erythropol is) DSM 43274 、 ロ ドコ ッ カス · ロゼウス (Rhodococcus roseus) JCM 2158、 コ、、 レ ドナ · スプチ (Gordona sputi) JCM 3228 等を挙げることができる。
[0030] これらの微生物は、 野性株、 変異株、 又は細胞融合もしくは遺 伝子操作法などの遺伝的手法により誘導される組み替え株など、 いずれの株でも好適に用いることができる。
[0031] 尚、 J CM番号の付された微生物は、 理化学研究所微生物系保 存施設発行の微生物株カタログ第 4版 (1989年) に記載されてお り、 該施設から入手することができる。 D S M番号の付された微 生物は Deatsche Sammlung von Mikroorganismen (DSM)発 ίΤの Catalog of strains(1989)に記載されており、 該 D S Mから入手する ことができる。 HU T番号の付された微生物は広島大学工学部発 酵工学教室から入手することができる。 本発明者らは更に不斉還元法による光学活性 1, 3 —ブタ ンジォ —ルの製造方法を鋭意研究した結果、 新たにァグロバクテ リ ウム (Agrobacteriura) 属、 ァソ' ト ノ クタ一(Azotobacter) 属、 ボノレデ テラ (Bordetella)属、 ブレタノ マイセス (Brettanomyces) 属、 デ ッケラ (Dekkera) 属、 エ ン ドマイ セス (Endomyces) 属、 エレマス カス (Eremascus) 属、 エルウ イ ニァ(Erwinia) 属、 フザリ ウム (Fusarium)属、 ゲォ 卜 ! カム (Geotr ichum)属ヽ ジペレラ (Gibbere - 11a)属、 グロメ レラ (Gloraerella)属、 ゴナ トボ ト リ ウム(Gonao- botryura)属、 タ レブジーラ (Klebsiel la)属、 ミ クロコ ッカス
[0032] (Micrococcus) 属、 ミ コ ノ クテ ウム (Mycobacterium) 属、 ネ才 サ レ 卜 レャ (Neosartorya) 属、 才才ス 'ポラ (Oospora) 属、 ノヾキソ レン(Pachysolen)属、 ぺシロ ミ セス (Paeci lomyces)属、 パラ コ ッ カス(Paracoccus)属、 プレゥシァ(Preuss ia)属、 サッカロマイセ ス (Saccha-romyces)属、 サッカロ ミ コプシス (Saccharomycops is) 属、 セラチア(Serratia)属、 シ ひ ンゴスポラ (Syr ingospora)属、 スぺ ト リ ア(Spetoria)属、 スポロパシィデ レミ 了 (Sporopac yder- mia)属、 タラ口 ミ セス (Talaromyces) 属、 ウェステ レディケラ (Westerdykella) 属、 ジゴァスカス (Zygoascus) 属、 ジゴジマ (Zygozyma)属に属する微生物が 4— ヒ ドロキシ一 2—ブタノ ンを 不斉還元して (R)— 1,3 —ブタ ンジオールを生成すること、 及び ァシク ロ コニディ ウ厶(Aciculoconidium) 属、 ブレタ ノ マイ セス (Brettanomyces) 属、 ク ラビスポラ (Clav ispora)属、 コ シひオボ ラス (Cochl iobolus)属、 コ ネスポラ (Corynespora) 属、 ダクチ リ ウ厶 (Dactyl ium) 属、 ェ シノ ポ ドスポラ (Echinopodospora) 属、 ェンテ αノ 夕夕一(Enterobacter) 、 ノヽ ミゲラ (Hamigera)員、 へ ルミ ンソスポ リ ゥム(Helminthospor ium)属、 ク ロ ッケラ (Kloecke- ra) 属、 ネク 卜 ひァ(Nectria) 属、 シュート'モナス (Pseudomonas) 属、 フィ ァロセファ ラ (Phialocephala) 属、 ロ ド トルラ (Rhodoto— rula) 属、 サッカロマイセス(Saccharomyces) 属、 ステ ひグマ 卜 マイセス(Sterigmatomyces) 属、 シゾブラス トスポ リオン(Schi- zoblastosporion)属に属する微生物が 4—ヒ ドロキシ一 2—ブタ ノ ンを不斉還元して (S)— 1, 3 —ブタ ンジオールを生成すること を見出し本発明を完成したものである。
[0033] 本発明に使用しうる微生物としては、 ァグロバクテリ ゥム
[0034] (Agrobacter ium) 属、 了ソ' 卜 ノ クタ一(Azotobacter) 属、 ボ レデ テラ (Bordetella)属、 ブレタノ マイセス(Brettanomyces) 属、 デ ッケラ (Dekkera) 属、 エン ドマイセス (Endomyces) 属、 エレマス カス(Eremascus) 属、 エルウイニァ(Erw in ia) 属、 フザリ ウム (Fusarium)属、 ゲオ ト ひカム (Geotr lchum)属、 ジべレラ (mobere - 11a)属、 グロメ レラ (Glomerella)属、 ゴナ トボト リウム(Gonato - botryum)属、 クレブジーラ (Klebsiel la)属、 ミ クロコ ッカス
[0035] (Micrococcus) 属、 ミ コ ノ クテひゥム (Mycobacterium) 属、 ネ才 サクレ ト レャ (Neosartorya) 属、 才才スポラ (Oospora) 属、 ノヽ 'キソ レン (Pachysolen)属、 ぺシロ ミ セス (Paeci lomyces)属、 パラコ ツ カス(Paracoccus)属、 プレゥシァ(Preussia)属、 サッカ マイセ X (Saccharorayces) 属、 サッカロ ミ コプシス (Saccharomycops is) 属、 セラチア(Serratia)属、 シリ ンゴスボラ (Syringospora)属、 スぺ ト リ ア(Spetoria)属、 ス 'ポ口ノヽ。シィデクレミ 了 (Sporopachyder- mia)属、 タラ口 ミ セス(Talaro— myces)属、 ウェステルディケラ (Westerdykel la) 属、 ジゴァスカス(Zygoascus) 属、 ジゴジマ (Zygozyma)属に属する微生物で 4ーヒ ドロキシ一 2—ブタノ ンを 不斉還元して (R)— 1, 3 —ブタ ンジオールを生成する能力を有す る微生物、 或いはァシク ロ コニディ ウム(Aciculoconidium) 属、 ブレタノ マイ セス (Brettanomyces)属、 ク ラ ビスポラ (Clavispora) 属、 uシ 才ボラス (Cochl iobolus)属、 コ ひ :^スポラ (Corynespo— ra) 属、 ダクチ リ ウム(Dactyl ium) 属、 ェシノ ポ ドスボラ (Ech i - nopodospora)属、 ェンテ σノ クタ一 (Enterobacter)属、 ゾヽミゲラ (Hamigera)属、 へ レミ ンソス 'ポ ゥム (Helminthospori um)属、 ク 口ッケラ (Kloeckera) 属、 ネク ト リア(Nectr ia) 属、 シユードモ ナス (Pseudomonas) 属、 フ ィ ァロセフ ァ ラ (Phialocephala) 属、 π ド トゾレラ (Rhodotorula) 属、 サッカロマイセス (baccharomyces) 属、 ステリグマ トマイセス (Sterigmatomyces) 属、 シゾブラス ト スポ リ オ ン(Schizoblastosporion) 属に属する微生物で 4—ヒ ド 口キシ一 2—ブタノ ンを不斉還元して (S)— 1,3 —ブタンジォー ルを生成する能力のある微生物であればいずれも使用可能である。 具体的には 4—ヒ ドロキ シ一 2—ブタ ノ ンから (R)— 1, 3 —ブ タ ンジオールを生成しうる微生物としては、 ァグロバクテリウム · ラ ; '才ノ クタ ー(Agrobacterium radiobacter) IFO 12664、 了ソ * 卜 ノ、'クタ 一 * クルーコ ッ カム (Azotobacter chroococcum) IFO 12994、 ボルデテラ · ブロ ンチセプチ力 (Bordetella bronchiseptica) IFO 13691 、 ブレタ ノ マイ セス * ァブスチネス (Brettanomyces
[0036] abstines) DSM 70726 、 デッケラ · ブルキセレンシス (Dekkera bruxellensis) IF01590^ エ ン ドマイ セス ·デシピエンス (Endomyces dec ipi ens) IFO 0102、 エレマスカス - フ ェルティ リ ス (Eremascus fertilis) IF0 0691 、 エルウ イニァ ♦ 力 ロ ト ボラ · サブス ピーシ ーズ · カロ 卜ボラ (Erwinia carotovora subsp. carotovora) IFO 3830、 フザ!; ゥム · ォキシスポラム(Fusarium oxysporum) IFO 7152、 フザリ ウ厶 · ソィ ァニイ (Fusarium soiani) IFO 5232、 ゲ オ ト リ カム · フラグラ ンス(Geotrichum fragrans) JCM 1749、 ジ ペレラ · フジクロィ (Gibberella f u j ikuroi) I F0 5268、 グロメ レ ラ · シングラータ (Glomerella cingulata) IAM 8050、 ゴナ トボ ト ウム · 了ピク ラ ータ ム (Gonatobotryum apiculatum) IFO 9098、 ク レブジーラ · ニューモニァ(Klebsiella pneumoniae) IFO 12059、 ミ クロコ ッカス ♦ ルテゥス (Micrococcus luteus) IF0 3333、 ミ ク ロコ ッカス ♦ ロゼウス (Micrococcus roseus) IFO 3764、 ミ コバク テ リ ゥム · スメ グマティス (Mycobacterium smegmatis) IF0 3153 、 ネオサルトルャ · フイ シヱ リ イ · ノ ライティ · スピノ サ
[0037] (Neosartorya fischeri var. spinosa) IFO 5955 、 ォォスホラ · ァス ト リニミゲネス(Oospora astringenes) IFO 7001 、 パキソレ ン * タノ フィ ラス (Pachysolen tannophilus) IFO 1007、 ぺシロ ミ セス · ノヾリオティ (Paeci lomyces var iot i i) IFO 4855、 ノヾラコ ッ カス · デニ 卜 ひ フイカ ンス (Paracoccus den itr if icans) IFO 12442 、 プレゥシァ · テ ひ ッ コ ラ (Preussia terr icola) I F0 7893、 サッカ ロマイセス · セレビッ シェ (Saccharomyces cerevisiae) IAM 0216、 サッカロ ミ コプシス · フイ ブリゲラ (Saccharomycopsis f ibul igera) IFO 0103、 セラチア · マルセッセンス(Serratia raarcescens) IAM 1105ゝ シひ ンゴスポラ · ク ラ ウセニイ (Syringospora clausseni i) IFO 0759、 スペ ト リ ァ ' グリ シネス (Spetoria glycines) IF0 5294 、 スポロ ノ、。シイデ _レミ ア · ラクタティ ホラ (Sporopachydermia
[0038] lactativora) IF0 1867、 タ ラ 口 ミ セス · フラバス ' バライティ · フ ラノ、、ス (Talaromyces f lavas var. f lavas) IFO 7231、 ゥ エステ レディ ケラ · マ Jレチスポラ (Westerdykel la mult ispora) IFO 5813、 ジゴァスカス * ヘレ二カス (Zygoascus hellenicus) IFO 1575、 ジ ゴジマ - ォ ひゴファガ(Zygozyraa ol igophaga) IFO 10360を挙げる ことができる。
[0039] また、 4ー ヒ ドロキシ一 2—ブタ ノ ンから (S)— 1, 3 —ブタ ン ジオールを生成しうる微生物としては、 ァシクロコニディ ウ厶 * アク レタ ム (Aciculoconidium aculeatum) IFO 10124、 ブレタ ノ マ イ セス · ァノ マラス (Brettanorayces anoraalus) IFO 0796 、 ク ラ ビスポラ · レシタニェ—(Clavispora lusitaniae) IFO 1019 、 コ シ オボラス ♦ ミ ヤペアナス (Cochl iobolus miyabeanus) IFO 6631 、 コ ひ ネスポラ - キャ シイ コ ラ (Corynespora cassi icola) IFO 6724、 ダクチ リ ウ厶 · デン ト ロイデス (Dactyliura dentroides) ATCC 46032 、 ェシノ ポ ドスポラ · ジャマイ セ ンシス (Echinopodospora jaraaicensis) IFO 9819、 ェ ンテ πノ ク タ一 - ク ri Tセ (Bnterobacter cloacae) ATCC 7256 ノヽ ミ ゲラ ♦ ァペラネア(Ham igera avellanea) IFO 7721、 へルミ ンソスポ リ ゥム · シグモィディ ウム ' ノ ラ イ テ ィ · ィ レグラ 一レ (Helminthospor ium sigmoideum var. irregulare) IFO 5273、 クロッケラ · アフ リカーナ(Kloeckera africana) IFO 0869、 ネク ト リ ア ' シナバリ ナ (Nectria cinnabarina) IFO 6821 、 シユー ドモナス ♦ ディ ミ ヌタ (Pseudomonas diminuta) IFO 12697、 フ ィ ァロセフ ァ ラ - ノ、 'ク 卜 ロスホラ (Ph ialocephala bactrospora) IFO 8770、 ロ ド トルラ · グルティ ニス (Rhodotorula glutinis) IFO 0395、 サッ カ ロマイ セス · セレビッ シェ (Saccharomyces cerevisiae) AHU 3402 、 ステ リ グマ トマイ セス · エルビエ (Sterigmatomyces el viae) DSM 70852 、 シゾブラス ト スポ リ オ ン * コ ノヾヤシ (Schizoblastosporion kobayasi i) IFO 1644 を挙げるこ とができる。
[0040] これらの微生物は、 野生株、 変異株、 又は細胞融合もしく は遺 伝子操作法などの遺伝子手法により誘導される組み替え株等、 い ずれの株でも好適に用いることができる。
[0041] 尚、 I F 0番号の付された微生物は、 (財) 醱酵研究所 (IF0) 醱酵の List of Cultures. 第 8版、 第 1巻 (1988) に記載されて おり、 該 I F 0から入手することができる。 A H U番号の付され た微生物は、 曰本微生物株保存連盟 (JFCC) 発行の Catalogue of Cultures. 第 4版 (1987) に記載されており、 北海道大学農学部 から入手することができる。 J CM審号の付された微生物は、 理 化学研究所微生物系保存施設発行の微生物株力タ πグ第 3版(1986 年) に記載されており、 該施設から入手することができる。 AT C C番号の付された微生物は、 American Type Culture Collection (ATCC)発行の Catalogue of Bacteria Phages rDNA Vectors, 第 16版 (1985) 及び Catalogue of Fungi/Yeast, 第 17版(1987)に 記載されており該 ATCCから入手することができる。 D SM番号の 付された微生物は Deutsch Sammlungvon Mikroorgan isnien (DSM) 発行の Catalog ofstrains(1983) に記載されており、 該 D S Mか ら入手することができる。 I AM審号の付された微生物は、 東京 大学応用微生物学研究所から入手することができる。
[0042] 本発明において、 還元反応の方法としては培養液をそのまま用 いる方法、 遠心分離等により、 菌体を分離し、 これをそのまま、 或いは洗浄した後、 緩衝液、 水等に再懸濁したものに、 4ー ヒ ド 口キシー 2—ブタノ ンを添加し反応させる方法等がある。 この反 応の際、 グルコース、 シュクロース等の炭素源をエネルギー源と して添加したほうが良い場合もある。 また、 菌体は生菌体のまま でも良いし、 菌体破砕物、 ァセ ト ン処理、 凍結乾燥等の処理を施 したものでも良い。 また、 これらの菌体或いは菌体処理物を、 例 えば、 ポリアク リルァミ ドゲル法、 舍硫多糖ゲル法 (力ラギーナ ンゲル法等) 、 アルギン酸ゲル法、 寒天ゲル法等の公知の方法で 固定化して用いることもできる。 更に、 菌体処理物から、 公知の 方法を組み合わせて精製取得した酵素も使用できる。
[0043] 4 —ヒ ドロキシ一 2—ブタノ ンはそのまま、 或いは、 水に溶解 し、 又は反応に影響を与えないような有機溶媒に溶解したり、 界 面活性剤等に分散させたり して、 反応始めから一括に或いは分割 して添加しても良い。
[0044] 本発明において、 還元反応は P H 3〜 9、 好ましく は P H 5〜 8の 範囲で、 温度 10〜60 :、 好ましく は 20〜40 :の範囲で、 1〜 120 時間程度、 攪拌下或いは静置下で行う。 基質の使用濃度は特に制 限されないが、 0. 1〜: 10%程度が好ましい。
[0045] 反応によって生成した光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの採取は、 反応液から直接或いは菌体分離後、 有機溶媒による抽出、 蒸留、 カラムクロマ トグラフィ一等の通常の精製方法を用いれば容易に 行うことができる。
[0046] 〔実施例〕
[0047] 以下、 本発明を具体的に実施例にて説明するが、 本発明はこれ らの実施例のみに限定されるものではない。
[0048] なお、 実施例に於ける反応液中の 1, 3—ブタ ンジオールの定量 はガスク ロマ ト グラ フ ィ ー (カ ラ ム : Thermon 3000, (2m) 、 温度 130で) により容易に行うことができ、 光学純度は反応により得 られた光学活性 1,3—ブタンジオールを常法により塩化ァセチル でァセチル化した後、 光学分割力ラムを用いた高速液体ク口マ ト グラ フ ィ 一 (カ ラ ム : ダイセル化学工業製キラルセル〇 B、 溶媒 : n—へキサン Z2—プロパノ ール = 19 : 1、 波長 220ntn 、 流速 0.5m£Z分) により測定した (保持時間 ; (S)体 15分、 (R)体 19.3分) 。
[0049] 実施例 1
[0050] 菌体調製用培地
[0051] グルコ ース 1.0 %
[0052] 酵母エキス 0.3 %
[0053] ペプ ト ン 0.5 %
[0054] 1, 3 —ブタ ンジォ ル 0.5 %
[0055] Κ2ΗΡ04 0.1 %
[0056] MgS04 · 7H20 0.05%
[0057] PH 7.2
[0058] 上記の菌体調製用培地 100m£を 500m£容坂ロフ ラスコ に入れ、 滅菌後、 表 1に示した微生物をそれぞれ植菌し、 30tで 48時間振 盪培養を行った。 続いて遠心分離で菌体を分離し、 生理食塩水で 1回洗浄し、 生菌体を得た。
[0059] 次に 500^£容坂口フ ラスコ に蒸留水 50m£を入れ、 これに上記生 菌体を懸濁した後、 1,3—ブタ ンジオールのラセミ体を 0.5g添加 し、 30 で 48時間往復振盪反応させた。
[0060] 反応終了後、 遠心分離にて除菌し、 得られた上澄液を塩化ナ ト リ ウ厶で飽和させた後、 酢酸ェチル 50m£を用いて抽出を行い、 酢 酸ェチル層をガスク口マ トグラフィ一で分析し、 残存している 1, 3 ーブタンジオール量を測定した。
[0061] 次に、 酢酸ェチルを無水芒硝で脱水後、 脱溶媒を行いシロ ッ プ を得、 これを常法により塩化ァセチルでァセチル化した後、 溶媒 に溶解し、 高速液体ク口マ トグラフィ一にて分析し、 得られた 1, 3 —ブタ ンジオールの絶体配置及び光学純度を測定した。
[0062] 得られた結果を表 1 に示す。
[0063] 1, 3 -ブタン 1, 3_ブタン 微 生 物 ジオ ール 絶対 ジオール
[0064] 残存量 配置 光学純度 (mg/m£) (¾e. e. ) クラビスボラ ·ルシタ二エー 3.7 R 43
[0065] (Clavispora lusitaniae) IFO 1019
[0066] クロッケラ ·ァフリカーナ 8.7 R 48 (Kloeckera africana)IFO 0869
[0067] シゾブラストスポリオン♦コバヤシ
[0068] (Schizoblastosporion kobayasii) 4.5 R 87 IFO 1644
[0069] エレマスカス ·フヱリティリス 3.6 S 90 (Eremascus fertilis)IFO 0691
[0070] シリンゴスポラ ·クラウセニイ
[0071] (Syringospora clausseni i) 0.2 S 61 IFO 0759
[0072] スポロバシイデルミア ·
[0073] ラクタティボラ 0.1 S 95 (Sporopachydermia lactativora)
[0074] IFO 1867
[0075] ジゴァスカス ·ヘレ二カス 4.1 S 98 (Zygoascus hellenicus) IFO 1575
[0076] ジゴジマ♦ォリゴファガ 0.2 S 99 (Zygozyraa oligophaga) IFO 10360 実施例 2
[0077] 菌体調製用培地組成
[0078] カツォ肉エキス 1. 0 %
[0079] ポ リ ペプ ト ン 1. 0 %
[0080] 塩化ナ ト リ ウム 0. 5 %
[0081] PH 7. 3
[0082] 上記の菌体調製用培地 を 500m£容坂ロフ ラスコ に入れ、 滅菌後、 表 2に示した微生物をそれぞれ植菌し、 30でで 48時間振 盪培養を行った。 続いて遠心分離で菌体を分離し、 生理食塩水で 1回洗浄し、 生菌体を得た。
[0083] 次に 500 容坂ロフ ラスコ に蒸留水 50m£を入れ、 これに上記生 菌体を懸濁した後、 1, 3—ブタ ンジオールのラセミ体を 0. 5g添加 し、 30でで 48時間往復振盪反応させた。
[0084] 反応^了後、 遠心分離にて除菌し、 得られた上澄液を塩化ナ ト リ ウムで飽和させた後、 酢酸ェチル を用いて抽出を行い、 酢 酸ェチル層をガスクロマ トグラフィ一で分析し、 残存している 1, 3 一ブタ ンジオール量を測定した。
[0085] 次に、 酢酸ェチルを無水芒硝で脱水後、 脱溶媒を行いシロ ッ プ を得、 これを常法により塩化ァセチルでァセチル化した後、 溶媒 に溶解し、 高速液体ク口マ トグラフィ一にて分析し、 得られた 1, 3 —ブタ ンジオールの絶体配置及び光学純度を測定した。
[0086] 得られた結果を表 2に示す。 2
[0087] 1, 3-ブタン 微 生 物 名 絶対 光学純度 ジオ ール 配置
[0088] (¾e. e. ) ( g/w£) ロドコッカス ·エリス口ポリス R 90 4.3
[0089] (Rhodococcus erythropolis) DSM 43200
[0090] ロドコッカス ·エリス口ポリス R 80 4.5 (Rhodococcus erythropolis) JCM 2893
[0091] ロドコッカス · ラルブロペルチンクタス
[0092] (Rhodococcus rubropertinctus; R 89 5.1 DSM 43346
[0093] 口ドコッカス · 口ドク口ウス R 71 4.0 (Rhodococcus rhodochrous) JCM 2157
[0094] 口ドコッカス ·ェクイ R 71 3.8 (Rhodococcus equi) JCM 1311
[0095] ゴルドナ ·ブロンチアリス R 77 3.3 (Gordona bronchial is) JCM 3198
[0096] ストレプトマイセス ·ネトロプシス R 51 6.5 (Streptomyces netropsis)HUT 6068
[0097] ロドコッカス · ロ ドクロウス S 60 6.3 (Rhodococcus rhodochrous) DSM 43273
[0098] π ドコッカス ·ェリス口ポリス S 58 6.4 (Rhodococcus erythropolis) DSM 43274
[0099] πドコッカス · ロゼウス S 53 6.3 (Rhodococcus roseus) JCM 2158
[0100] ゴルドナ ·スプチ S 56 6.0 (Gordona sputi)JCM 3228 実施例 3
[0101] 酵母糸状菌に属する菌株の場合は YM培地 (酵母エキス 0.3%、 麦芽エキス 0.3%、 ペプ ト ン 0.5 %、 グルコース 2 %、 PH6.0) 100m£を、 又細菌に属する菌株の場合は Y P M培地 (グルコ ース 2 %、 酵母エキス 0.5%、 ペプ ト ン 0.3%、 肉エキス 0.3%、
[0102] (NH4)2HP04 0.2%、 KH2PO4 0.1%、 pH7 )100m£を 500m£容坂ロフ ラスコに入れ、 滅菌後、 表 3に記載した微生物を植菌し、 27 :で 48時間往復振盪培養を行った。 続いて遠心分離で菌体を分離し、 生理食塩水で 1回洗浄し、 生菌体を得た。
[0103] 次に 500^£容坂口フ ラスコ に蒸留水 50 ^を入れ、 これに上記生 菌体を懸蜀し、 グルコ ースを 5 g添加した。 27t:で 10分間往復振 盪させた後、 4ーヒ ドロキシ一 2—ブタノ ンを 0.5g添加し、 27 でで 20時間往復振盪反応させた。
[0104] 反応終了後、 遠心分離にて除菌し、 得られた上澄を塩化ナ ト リ ゥムで飽和させた後、 酢酸ェチル 50πιέを用いて抽出を行い、 酢酸 ェチル層をガスクロマ トグラフィ一で分析し、 反応収率を調べた。 次に、 酢酸ェチル層を無水芒硝で脱水後、 脱溶媒を行い、 シロ ップを得た。 これを常法により塩化ァセチルでァセチル化した後、 溶媒に溶解し、 高速液体クロマ トグラ フィ一にて生成物の絶対 Ε 置及び光学純度を測定した。 結果を表 3に示す。
[0105] 微 .生 物 反応収率 絶対 光学純度
[0106] (¾) 配置 (¾e. e. ) ァグロバタテリゥ厶 ·ラジォパ 'クタ一 27 R 41
[0107] (Agrobacterium radiobacter) IFO 12664
[0108] ァゾトバクター ·クルーコッカ厶 44 R 53 (Azotobacter chroococcum) IFO 12994
[0109] ボルデテラ ·ブロンチセプチ力 33 R 40 (Bordetel la bronchisept ica) IFO 13691
[0110] ブレタノマイセス ·アブスチネス 42 R 66 (Brettanorayces abstines) DSM 70726
[0111] デッケラ ·ブレキセレンシス 51 R 54 (Dekkera bruxellensis) IFO 1590
[0112] エンドマイセス ·デシピエンス 38 R 40 (Endorayces decipiens) IFO 0102
[0113] エレマスカス ·フヱ レティ リス 34 R 38 (Bremascus ferti l is) IFO 0691
[0114] エルゥィニァ ·力ロトボラ ·サブスピ一シ
[0115] ース♦カロ卜ボラ (Erwinia carotovora 25 R 51 subsp. carotovora; IrU dooU
[0116] フザ、リウム ·ォキシスポラム 85 R 95 (Fusariutn oxysporum) IFO 7152
[0117] フザ'リウム ·ソィァニイ 91 R 96 (Fusarium soiani) IFO 5232
[0118] ゲオトリカ厶 ·フラグランス 62 R 60 (Geotrichura fragrans) JCM 1749
[0119] ジペレラ ·フジクロィ 55 R 42 (Gibberel la fuj ikuroi) IFO 5268
[0120] グロメレラ ·シングラータ 47 R 90 (Glomerel la cingulata) I AM 8050 表 3の続き 微 生 物 反応収率 絶对 光学純度 配置 (¾e. e. ) ゴナトボトリウム♦ァピクラータム 39 R 44
[0121] (Gonatobotryum apiculatum) IFO 9098
[0122] クレブジーラ ·ニューモニァ 49 R 35 (Kleosiel la pneumoniae) IFO 12059
[0123] ミクロコッカス · レテゥス 47 R 37 (Micrococcus luteus) IFO 3333
[0124] ミクロコッカス ·ロゼウス 51 R 41 (Micrococcus roseus) IFO 3764
[0125] ミコノヽ 'クテリゥ厶♦スメグマティス 50 R 40 (Mycobacterium smegmatis; IFO 3153
[0126] ネオサルトルャ ·フイシエリィ ·バラィテ
[0127] ィ *スヒノサ (Neosartorya t ischeri var. 39 R 88 spinosaj Ivu O9DO
[0128] ォォスボラ ·ァストリニミゲネス 41 R 53 (Uospora astringenes lrU iUUl
[0129] ノヾ土ソレン ·タノフィラス 47 R 61 ぺシロミセス · ノヽリォティ 53 R 55 (Paeci lorayces varioti i) IFO 4855
[0130] ノヾラコッカス ·デニトリフィカンス 56 R 37 (Paracoccus denitni icans IFO 12442
[0131] プレゥシァ ·テリッコラ 42 R 42 (Preussia terricola) IFO 7893
[0132] サッカロマイセス ·セレビッシェ 45 R 47 (Saccharomyces cerevisiae; I AM 0216
[0133] サッカロミコプシス ·フイブリゲラ 58 R 60 (Saccharoraycopsis f ibul igera) IFO 0103 表 3の続き 微 生 物 反応収率 絶対 光学純度
[0134] (¾) 配置 (¾e. e. ) セラチア ·マ レセッセンス 32 37 (Serratia marcescens) I AM 1105
[0135] シリンゴスボラ ·クラウセニイ 41 R 58 (Synngospora claussenn) IFO 0759
[0136] スぺ ト リア ·グリシネス 53 R 54 (Spetoria glycines) IFO 5294
[0137] スポロノヽ°シイデルミア♦ ラクタティボラ 78 R 95 (Sporopachydermia lactat ivora; IFO 1867
[0138] タラロミセス · フラノヾス ·バラィティ · フ
[0139] ラノ ス (Talaromyces f lavas var. f lavas; 48 R 47 IFO 7231
[0140] ウェステルディケラ ·マルチスポラ 48 R 42 (Westerdykel la multispora) IFO 5813
[0141] ジコァスカス ·ヘレ二カス 81 R 97 (Zygoascus he 11 emeus) IFO 1575
[0142] ジゴジマ ·ォリゴファガ 88 95 ( ygozyma ol igopnaga) IFO 丄 0360
[0143] ァシクロコニディゥ厶 ·アクレタム 45 S 56 (Aciculoconidium aculeatum) IFO 10124
[0144] ブレタノマイセス ·ァノマラス 44 S 61 (Brettanomyces anomalus iFO 0796
[0145] クラビスボラ ·ルシタニェ一 51 S 48 (Clavispora lusitaniae) IFO 1019
[0146] コシリオボラス · ミヤベアナス 45 S 55 (Cochl iobolus raiyabeanus; IFO 6631
[0147] コ リネスポラ ,キャシイコラ 58 S 61 (Corynespora cassi icolaj IFO 6724 表 3の続き 微 生 物 反龍率 絶対 光学純度
[0148] (¾) 配置 (¾e. e. ) ダクチリウム ·デントロイデス 43 S 65
[0149] (Dactyl ium dentroides) ATCC 46032
[0150] ェシノポドスポラ · ジャマイセンシス 40 S 70 (Bchinopodospora jamaicensis) IFO 9819
[0151] ェンテロノ クタ一 ·クロアセ 40 S 51 (Bnterobacter cloacae) ATCし ί256
[0152] ノヽ ミゲラ ·ァベラネア 43 S 57 (Haraigera avel lanea) IFO 7721
[0153] へ Jレ: ンソスホリウム · ンクモイアイゥム
[0154] • ノヾライティ ·ィレクラーレ (Helminthos— 50 S 53 porium sigmoideum var. irregulare)
[0155] IFO 5273
[0156] クロッケラ ·アフリカーナ 60 S 65 (Kloeckera africana) IFO 0869
[0157] ネク ト リ Τ · シナノヽ'リナ 44 S 48 (Nectna cinnabarina) IFO 6821
[0158] シユードモナス ·ディ ミヌタ 41 S 50 (Pseudomonas diminuta) IFO 12697
[0159] フィァロセファラ ♦ノ ク トロスポラ 55 S 45 (Phialocephala bactrospora) IFO 8770
[0160] ロドトルラ ·グルティニス 42 S 53 (Rhodotorula glutinis) IFO 0395
[0161] サブカロマイセス ·セレビッシ工 38 S 55 (Saccharomyces cerevisiae) AHU 3402
[0162] ステリグマトマイセス ·エルビエ 53 S 60 (Sterigmatomyces eiviae) DSM 70852
[0163] シゾブラストスポリオン ·コバヤシ 71 S 95 (Sch 1 zob 1 ast ospor ι on kobayasi i)
[0164] IFO 1644
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1. 1, 3—ブタ ンジオールのェナンチォマ ー混合物に、 ク ラビスポ ラ (Clavispora)属、 クロ ッケラ (Kloeckera) 属、 シゾブラス トス ホ ' Jオン (Schizoblastosponon) 属、 ロ ドコ ッカス (Rnodococcus) 属、 ゴルドナ(Gordona) 属、 ス ト レプトマイセス (Streptomyces) 属に属する微生物群から選ばれ、 1, 3 —ブタ ンジオールのェナン チォマー混合物に作用し、 (R)— 1, 3 —ブタ ンジオールを残存さ せうる能力を有する微生物、 或いはその処理物を作用させ、 残存 する光学活性な (R)— 1, 3 —ブタ ンジオールを採取することを特 徴とする光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの製法。
2. 1, 3 —ブタ ンジオールのェナンチォマー混合物に、 エレマスカ ス(Eremascus) 属、 シひ ンゴスポラ (Syringospora)属、 スポ ϋノ シィデ レミ了 (Sporopachydermia)属、 ジコ、、ァス力ス (Zygoascus) 属、 ジゴジマ(Zygozyma)属、 ロ ドコ ッカス (Rhodococcus) 属、 ゴ ルドナ(Gordona) 属に属する微生物群から選ばれ、 1, 3 —ブタ ン ジオールのェナンチォマ ー混合物に作用し、 (S)— 1, 3 —ブタ ン ジオールを残存させうる能力を有する微生物、 或いはその処理物 を作用させ、 残存する光学活性な (S)— 1,3 —ブタンジオールを 採取することを特徴とする光学活性 1, 3—ブタ ンジオールの製法。 3. 4 —ヒ ドロキシ一 2 —ブタノ ンに、 ァグロバクテ リ ウム (Agro- bacterium)属、 ァソ' 卜 ノ、 'クタ一(Azotobacter) 属、 ポ レデテラ (Bordetel la)属、 ブレタノ マイセス(Brettanomyces) 属、 デッケ (Dekkera) 属、 エ ン ドマイ セス (Endomyces) 属、 エ レマスカス (Eremascus) 属、 エルウイニァ(Erw in ia) 属、 フザリ ウム(Fusa - rium) 属、 ゲオ ト リカ厶(Geotrichum)属、 ジペレラ (Gibberella) 属、 ク、、ロメ レラ (Glomerella)属、 コ、'ナ 卜ボ卜 ゥム(Gonatobot— ryum) 属、 ク レブジ一ラ (Klebsiella)属、 ミ クロコ ッカス(Micro - coccus) 属、 ミ コ ノ、'クテリ ゥ厶(Mycobacterium) 属、 ネオサルト ルャ(Neosartorya) 属、 ォォスボラ (Oospora) 属、 パキソレン (Pachysolen)属、 ぺシロ ミ セス (Paeci lomyces 属、 ノヽ。ラコ ッカス (Paracoccus)属、 プレゥシァ(Preussia)属、 サッカロマイセス (Saccharomyces) 属、 サッカロ ミ コプシス (Saccharoraycopsis) ¾、 セラチア(Serratia)属、 シリ ンゴスポラ (Syr ingospora)属、 スぺ 卜 ひ了(Spetoria)属、 スポ oノヽ。シィデ レミ 了(Sporopachyderm ia) 属、 タラ口 ミ セス(Talaromyces) 属、 ゥヱステルディケラ (Wes- terdykella) 属、 ジゴァスカス(Zygoascus) 属、 ジゴジマ(Zygo - zyma) 属に属する微生物群から選ばれ、 4—ヒ ドロキシー 2—ブ タノ ンを (R)— 1, 3 —ブタンジオールに不斉的に還元する能力を 有する微生物或いはその処理物を作用させ、 生成する (R)— 1, 3 ーブタンジオールを採取することを特徴とする光学活性 1,
3—ブ タンジオールの製造方法。
4. 4—ヒ ドロキシ一 2—ブタノ ンに、 ァシクロコニディ ウム
(Aciculoconidium) 属、 ブレタノ マイセス (Brettanomyces) 属、 ク ラビスボラ (Clavispora)属、 コ シリオボラス(Cochl iobolus)属、 コ リネスポラ (Corynespora) 属、 ダクチリ ウ厶(Dactyl ium) 属、 ェシノ ポ ドスポラ (Echinopodospora) 属、 ェンテロ ノ、'クタ一
(Bnterobacter)属、 ノヽミゲラ (Hamigera)属、 ヘ レミ ンソスポ ゥ 厶 (Helminthospor ium)属、 クロッケラ (Kloeckeraj 属、 ネク 卜 ひ T (Nectr ia) 属、 シユー ドモナス (Pseudomonas) 属、 フィ ァロセ フ ァ ラ (Phialocephala) 属、 ロ ド ト レラ (Rhodotorula) 属、 サッ カロマイ セス (Saccharomyces) 属、 ステ リグマ トマイ セス (Steri- gmatomyces) 属、 シゾブラス 卜 スポ ひ オ ン (Schizoblastospor ion) 属に属する微生物群から選ばれ、 4ー ヒ ドロキシー 2—ブタノ ン を (S)— 1,3 —ブタ ンジオールに不斉的に還元する能力を有する 微生物或いはその処理物を作用させ、 生成する (S)— 1,3 —ブタ ンジオールを採取することを特徴とする光学活性 1,3—ブタ ンジ オールの製造方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
US5336619A|1994-08-09|
EP0505567A1|1992-09-30|
EP0505567B1|1997-05-28|
JP2883712B2|1999-04-19|
US5326705A|1994-07-05|
JPH04152895A|1992-05-26|
EP0505567A4|1995-04-05|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-04-30| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1992-04-30| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CH DE FR GB IT NL SE |
1992-06-09| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991913675 Country of ref document: EP |
1992-09-30| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991913675 Country of ref document: EP |
1997-05-28| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991913675 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP2/276100||1990-10-15||
JP27610090A|JP2883712B2|1990-10-15|1990-10-15|光学活性1,3―ブタンジオールの製法|
US07/989,499|US5326705A|1990-10-15|1992-12-10|Process for producing optically active 1,3-butandiol by asymmetric assimilation|EP19910913675| EP0505567B1|1990-10-15|1991-08-01|Process for producing optically active -1,3-butanediol using a microorganism belonging to the genus Rhodococcus|
DE69126298T| DE69126298T2|1990-10-15|1991-08-01|Verfahren zur Herstellung optisch aktiven -1,3-Butanediols mittels eines Mikroorganismus der Gattung Rhodococcus|
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